
平成7年、香川県は「県魚」に「ハマチ」を指定しました。これにともない、「香川の四季の魚」を広く公募。その結果選ばれたのが、春:サワラ、夏:マナガツオ、秋:チヌ(クロダイ)、冬:ハマチ。いずれも、香川の四季と食生活を物語る魚たちです。
春
サワラ
字のとおり、春を代表する魚。外海から瀬戸内海へ産卵のために回遊するのがちょうどこのころで、大きいものは1m超。 これを押し抜きずしでいただくのが、香川の食スタイル。ほかにも味噌漬け、そら豆やフキとの真子の煮付け、白子の味噌汁なども。もちろん、刺し身や焼き物、酢の物など、おなじみの料理法でもおいしい。
[その他の春の魚]
●桜鯛 ●イカナゴ ●ナシフグ ●シャコ
夏
マナガツオ
梅雨入りのころ、瀬戸内海へ産卵のために回遊してくる魚で、大きいものは50cmを越えるが、通常は20〜30cm。肉質が柔らかい上に脂肪も少なくクセのない味なので、焼き物(塩焼き・照り焼き)や煮魚など多種多様な料理法で多くの人に好まれる魚。なかでも味噌漬けは絶品。
[その他の夏の魚]
●スズキ ●カタクチイワシ ●小アジ ●ベラ
秋
チヌ
強い引きをすることから、釣り人に人気の魚。いぶし銀の体で、大きいものは50cmを超える。刺し身や塩焼き、煮付けなどが一般的だが、香川の郷土料理としてはチヌ飯やさつま。チヌ飯の調理法はタイ飯と同様、さつまは焼き魚の身をほぐし、焼き味噌と混ぜてダシ汁でとき、ごはんにかけて食べる。
[その他の秋の魚]
●マダコ ●アナゴ ●ゲタ(シタビラメ) ●サヨリ
冬
ハマチ
成長とともに名が変わる出世魚。昭和初期に引田で日本初の養殖に成功、その史実から県魚に指定された。脂の乗った時期の活きのいい刺し身が一番ではあるが、焼き物(照り焼き・塩焼き)もポピュラーな料理法。近年では、しゃぶしゃぶにして味わうのも流行りとなっている。
[その他の冬の魚]
●カキ ●タイラギ ●ワタリガニ ●イイダコ
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