世界麺フェスタ2008inさぬき
瀬戸の美
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こんぴらさんのお膝元に湧く温泉体の芯まで清められる心地よさ
 香川の琴平といえば「讃岐のこんぴらさん」と、呼ばれるほどメジャーな観光地として知られています。
 金刀比羅宮の門前町として発展してきた琴平は、毎年多くの観光客の皆さんでにぎわっています。みやげ物や飲食店が立ち並ぶ情緒たっぷりの参道は、行きかう観光客で活気にあふれています。
 平成9年には温泉が湧出し、こんぴら詣でだけでなく「温泉も楽しめる」と、全国の皆さんから愛されるようになりました。
 それでは、皆さんを、こんぴらさんのお膝元に湧く温泉郷をご紹介させていただきます。当地には11館の温泉旅館があり、どこの旅館の温泉に体を浸しても、心身ともに清められる心地よさがあります。
情緒豊かに歴史を刻む宿場の町並みに風情が漂う
情緒豊かに歴史を刻む宿場の町並みに
風情が漂う
有名旅館が軒を連ねる旅館土産物店街
有名旅館が軒を連ねる旅館土産物店街
 温泉街のあるメインの通りには8軒の温泉旅館が競うように軒を連ねています。この通りは旅館土産物店街としても知られ終日、観光客でにぎわっています。
 泉質は、ナトリウム・カルシウムなどの塩化物温泉で、神経痛・筋肉痛・五十肩・運動神経麻痺・関節のこわばりなどに効能があり一度、温泉に浸かれば「また来たくなる」と、多くのお客さんから好評を得ています。
豊富な湯量に恵まれた内湯や露天風呂。
いずこの湯でも情趣を味わえるのが温泉郷の大きな特徴。
柔らかいお湯が肌に溶け込むようです
豊富な湯量に恵まれた内湯や露天風呂。
いずこの湯でも情趣を味わえるのが温泉郷の大きな特徴。
柔らかいお湯が肌に溶け込むようです(写真提供・紅梅亭)
四国霊場第87番札所 長尾寺
 詣って、泊まって、いい湯に参る平成金毘羅膝栗毛。海の守護神として親しまれている金刀比羅神宮。1368段(本宮まで785段)まで登って参拝。ふと背後をふりかえると、豊かな讃岐平野と波静かな瀬戸内の海が広がります。その昔、全国から訪れた金毘羅参りの人々は、丸亀の港から讃岐富士を見上げながら歩いてやってきたそうです。 数え切れない階段が本宮まで続く
数え切れない階段が本宮まで続く
ゆるやかな山並みと地味豊かな田園が広がる
ゆるやかな山並みと地味豊かな田園が広がる
日本最古の芝居小屋の旧金毘羅大芝居
日本最古の芝居小屋の旧金毘羅大芝居
(金丸座)
銘酒・金綾の歴史を伝える酒の博物館
銘酒・金綾の歴史を伝える酒の博物館
 参拝を終えたら町並みの歴史探訪をしてみましょう。長い長い階段を降りきったところにあるのが、こんぴら歌舞伎で知られる日本最古の芝居小屋の旧金毘羅大芝居(金丸座)や、江戸時代の酒蔵を利用した酒の資料館、金陵の郷などがあります。
 芝居小屋は、江戸時代中頃から金毘羅信仰が全国的に高まり、年3回(3・6・10月)の「市立ち」のたびに仮設小屋で歌舞伎などの興行を行っていました。その後、様々な変遷を経て、昭和60年から「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催され、四国路に春を告げる風物詩となり、全国的に有名になました。

日本一の高灯篭。

日本一の高灯篭。木造で高さは27bもあり、江戸時代には瀬戸の海を行く船からこの灯篭の灯りが消えたそうです。

橋げたのない日本有数の珍しい浮き橋

橋げたのない日本有数の珍しい浮き橋。橋全体の形が刀の鞘に似ていることから鞘橋とよばれ、現在は金刀比羅宮の祭礼のときだけに使用されています。
晩秋から冬の温泉郷
 晩秋から冬にかけ、象頭山が錦秋に彩られるころ、11月10日には「紅葉祭」が行われました。紅葉の小枝を持ち、美しい衣装をまとった巫女と神職が行列をなして讃岐風俗舞を奏進し、豊穣の季節を祝いました。まるで一幅の歴史絵巻のようでした。
 12月31日には、除夜祭が行われ、金刀比羅宮の1年が締めくくられます。年が明けた1月1日には歳旦祭で始まります。温泉郷では1月中旬に「こんぴら温泉まつり」が催されます。足湯や様々なイベントを行い、旅人の皆さんを和ませてくれます。
 晩秋から冬へ――こんぴらさん周辺は、日一日と冷え込んできます。ふくいくとした湯の香りと、誰かれなく旅人と接する讃岐人の優しさとがあいまって、温泉郷には冬の寒さを感じさせない温かさがあふれています。さあ、心身ともに温かくさせてくれるこんぴら温泉郷におでまぁせ!
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